江の島は神奈川県の代表的な観光スポット。恋人時代にママと訪れた方も多いのではないでしょうか。
その江の島は、実は子どもと行っても楽しい場所なのです。電車でアクセスしやすく、道も歩きやすくなっています。子どもが喜ぶスポットもたくさんあり、お子さんとのお出かけにおススメのエリアです。
今回は、第2子が生まれたばかりのパパが、4歳のお兄ちゃんと二人きりで江の島デートを楽しんできてくれました。赤ちゃんとママはお留守番、ドキドキのお出かけレポートです。
長男と二人きりの江の島デート。
横浜駅から最寄りの「片瀬江ノ島駅」まで、JRと小田急線を乗り継いで約30分。
日曜日でしたが朝9時台は座ることができたので、車窓を楽しみながら向かいました。
江の島に行くには、他にも湘南モノレールや江ノ電を使うルートがあります。
湘南モノレールは懸垂式のモノレールで、江ノ電は路面電車。
どちらも乗り物好きな子は喜びそうです。
まずは「えのすい」の愛称で親しまれる新江ノ島水族館へ。
片瀬江ノ島駅から水族館までは、子どもと一緒に歩いても5分ほどで到着しました。
駅からの道は平坦で、子どもと一緒に楽しく歩ける距離です。
到着してまず向かったのはイルカショースタジアム。開始5分前でほぼ満席でしたが、何とか最後列の座席が確保できました。
初めて観ましたが、まるでミュージカルのようなショーでした。
音楽に合わせてイルカがジャンプしたり泳いだりする演出に子どもは釘づけでした。
相模湾に住んでいる大きなエイやイワシの大群を間近で見ることができる大きな水槽があります。
この巨大水槽で行われる「フィンズ」というプログラムでは、カメラを持ったダイバーが水槽に潜り、子どもたちのリクエストに応じて好きな魚に近づいてくれます。
ボラの分厚い唇をアップで見られたり、イワシの群れに近づくと8千匹が一斉に広がる姿が見られたりと大迫力でした。
様々な魚のほか、ペンギンやカワウソなどかわいい動物もいっぱいでした。
水族館の出口で再入場のスタンプを押してもらい、道を挟んで真向いにあるファミリーレストランで昼食をとりました。
ここは「かながわ子育て応援パスポート」の協力施設。
スタッフの方が子連れの接客に慣れている様子で、子どもと二人きりの機会があまりない私には心強かったです。
私はビーフシチュー、子どもはうどんとポテトを頼みました。キッズメニューのおもちゃで遊べたので子どもも飽きずに食事を待つことができました。
食事を済ませたら、新江ノ島水族館に再入場。
イルカショーのステージ手前にあるなぎさの体験学習館に向かいました。
こちらは入場料無料で楽しめるスポットです。
体験学習館という名前のとおり、見るだけでなく、“触ったり動かしたり”できる展示物がたくさん並んでいました。湘南の海に住む貝やヒトデをつかんだり、川に流されてつるつるになったガラスを触ったり、海風をおこすボタンを押したりと、子どもの好奇心を刺激する仕掛けがズラリ!
おかげで子どもが自分から進んで体験しにいってくれました。
展示物には説明書きがあるので親が読んで教えてあげることもできますし、定期的に無料の館内ガイドも開催されています。
小学校に入ったら夏休みの自由研究のネタ探しにも使える!と思いました。
こちらでは体験学習プログラム(有料)にも参加してきました。
10月ということでハロウィンのランタンづくりに挑戦。
長男はまだ4歳なので紐を結んだりすることはできませんが、かぼちゃの目や口を楽しそうに貼り付けていました。
工作に使う材料が豊富で、細長い紙をランタンの下にたくさんつけてクラゲにしている子もいました。
時期によってプログラムが変わり、12月にはクリスマス仕様になるようです。
江の島エリアは神奈川県を代表する観光地ですので、見どころはたくさんあります。
今回訪問した新江ノ島水族館の周りには、カリフォルニアから上陸したポップコーン屋さん、ハワイで人気のパンケーキのお店など、ビーチ感漂うおしゃれなカフェや雑貨店が数多くありました。
一方で、江ノ電の駅周辺や、江の島大橋を渡った「江の島」には、レトロな雰囲気を味わえる神社や商店街があるようで、ぶらぶらと歩くだけで楽しめそうです。
中でも見逃せないのが「食べ歩き」のお店の充実。有名なたこせんのほか、食べ物を売るワゴン車も出ていて、小腹がすいたら気軽におやつの時間にできそうでした。
他にも、オムツ交換台なども完備した子連れにやさしい海水浴場や、遊具の充実した大きな公園など、子どもが自然と触れ合ったり、思い切り体を動かせたりする場所もあるようです。
子どもがもう少し大きくなったら、洞窟の探検などにもチャレンジできそうでした。
これらがすべて徒歩でまわれる範囲にある江の島エリアは、本当に魅力的なスポットだと感じました。
次回は妻と下の子も一緒に出かけたいと思います。
2022年6月 情報確認
加藤 大貴(かとう だいき)さん
会社員・食品メーカー勤務
横浜市港北区在住
趣味:映画・アニメ鑑賞、登山
特技:体中の関節を鳴らすこと
転勤で横浜に引っ越してきて4年が経ちました。
初めは知り合いも少なく戸惑いましたが、近頃は子どもを連れて保育園のパパ友と一緒に出かけるくらい、横浜の地に馴染んできたと思います。
第2子の誕生に伴い、半年間の育児休業を取得しました。妻の復職後は日中一人育児も経験予定です。
妻:美貴さん、長男:晴貴くん(4歳)、次男:伍貴くん(0歳5ヶ月)