今回私が伺ったのは海老名市北部子育て支援センター はぐはぐ広場『木もれび』です。
外観は子育て支援センターとは思えないオシャレなカフェやレストランのような雰囲気もある建物。
懐かしい雰囲気の引き戸を開けると木の温もりや温かみを感じる吹き抜けの空間。まるで大きな家に招待されたような感覚でした。
黒河内 佑紀(くろごうち ゆうき)さん
エンジニアの仕事をしつつ、年に数回パパ講師として活動中。
息子が産まれてから様々な育児講座に参加している中で全日本育児普及恊会の代表に声をかけていただきパパ講師となる。
自身の子育て経験や講座参加者とのやりとりを活かし、パパ講座に参加する皆さんに育児と絵本の素晴らしさを伝えている。
今回、施設職員の桜井さんに案内していただき施設の事を伺いました。
室内のおもちゃ、棚や階段などのほとんどがスギの木で出来ていて、動線や階段の段差、幅など赤ちゃんでも動きやすい工夫もされています。
広い室内には遊び場だけでなく、子ども用の綺麗なトイレやおむつ交換台、授乳室も備わっており、近い距離で完結出来る作りになっています。
また、キッチンまで付いていて、近くにある保育園の栄養士さんが野菜を切るところから始める離乳食の講座も行っているそうです。
色々な所に絵本が置かれており、大人向けの本もあるので子どもを見守りながら本を読めたりもします。
本の貸し出しも行っているので続きが気になったら家で読んだりも出来る点も好評のようです。
登りやすい階段を上がると眺めが良く、2F から室内を見渡せるので上から子どもに声をかけたり、ハイハイでちょっとした追っかけっこしたりも出来そう。
少し進んだ部屋には Yogibo のビーズクッションもあり、大人もくつろげる空間があるのは驚きでした。
支援センターに来て、パパやママにもくつろいで欲しいと言う思いが伝わって来て絶対リピートしちゃいますね。
この施設には庭があり、私が気に入ったのは縁側です。
施設で管理している砂場があるので、晴れた日に子どもの砂遊びを見守りながら縁側で座っていたらパパも気持ち良くて気分転換になると思います。
少し座らせていただきましたが、暖かくて本当に気持ちが良かったです。
月一イベント「お父さんと遊ぼう」では近くの保育園の園庭で思いっきり身体を動かしてパパやママが子どもと遊ぶそうです。
保育園にとっても園庭の雰囲気を見てもらえたりするのでお互いにメリットがありそうですね。
支援センターの近くには幼稚園、保育園、小学校があり子育てして住むのも良い地域だなと感じました。
施設の職員や地域の人が子どもたちの成長を見守れて、パパママにとってはここでよく遊んだなと思える場所になると思います。
「この建物は人を呼んでイベントで人を集めると言うよりは日常の中でいつでも来て、パパママの居場所になれるような空間を目指して作られた子育て支援センターです。地域の人との交流、世代間の交流を大事にしていきたいという思いもあります。
人数制限はありますが、気軽に遊びに来ていただけると嬉しいです。
来ていただいて「くつろげたな、また来たいな」と心が軽くなって帰っていただける
そんな場所になれたら良いなと思います。」
今回、海老名市の子育て支援センター「木もれび」を訪れてみて、パパと子どもが一緒に楽しめる要素が多く驚きました。
空間の使い方や色々なおもちゃなどはもちろんの事、子どもを見守りながら縁側やハンモックでのんびりしたり、育児本や絵本がくつろいで読めたり出来る環境はなかなかないと思います。
子どもにとっては最高の遊び場、大人にとっては最高の寛ぎ空間。
今まで様々な子育て支援センターや支援拠点を見て来ましたが、こんなに大人がゆっくり出来る施設は見た事が無かったです。
子どもが小さかったら何度も訪れていただろうなと思います。
海老名市北部にある地域子育て支援拠点です
お住まいの地域の子育て支援拠点については、各市町村の窓口へお尋ねください。
また、インターネットで検索することもできます。