川崎市多摩区にある生田緑地は、丘陵地の地形と里山の自然を活かした川崎市内最大の都市公園です。かつての里山環境や、周辺の農地、山林などと一体となった美しい風景があり、またゲンジボタルやホトケドジョウなどの貴重な生物が生息しています。
春には枡形山の桜、初夏にはハナショウブ、秋には紅葉など四季を通じて楽しむことができます。公園内には、「川崎市岡本太郎美術館」、「川崎市立日本民家園」、「かわさき宙(そら)と緑の科学館」があり、様々なイベント、ワークショップなども開催されています。
また、近隣には、「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」や、春と秋に開苑する「生田緑地ばら苑」などの施設があり、さまざまな楽しみ方ができます。
中央広場には、実際に使用されていた旧型客車スハ42(ブルートレイン) とD51(蒸気機関車)が展示保存されています。スハ42は車内を開放していますので、ボックスシートに座り車窓からの景色をお楽しみください。
「川崎市立日本民家園」は、主に江戸時代の、東日本の代表的な古民家を移築した野外博物館です。国の重要文化財を含む25件の文化財建造物があり、世界遺産に登録された白川郷・五箇山地方の「合掌造」などを見ることができます。また伝統工芸館での藍染め体験や、民具製作の実演、囲炉裏を囲んでのむかし話など、いろいろな催し物があります。
催し物・展示・講座などの情報はホームページでご確認ください。
「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」は、長年、川崎市多摩区に住み、数多くのまんがを描き続けた藤子・F・不二雄さんの作品に込められた「やさしい思い」、「あたたかなまなざし」を感じてもらえるミュージアムです。原画を展示したしずかな空間から、まんがが読めるコーナー、キャラクターたちに出会える「はらっぱ」、ミュージアムオリジナルメニューのカフェなど時間を忘れて楽しむことができます。
※入館は完全予約制です。ミュージアムでは入館チケットを販売しておりませんので、ご注意ください。詳しくは公式ホームページでご確認をお願いいたします。