電車とバスの博物館は、東急田園都市線「宮崎台駅」直結の体験型博物館です。古い形の電車やバスの車両の展示や、鉄道模型、親子で楽しめる運転台のシミュレーターなどがあり、鉄道マニアでなくてもワクワクする展示がたくさんあります。
2003年に現在の宮崎台に移転し、2016年にリニューアル。メインの展示はA棟、キッズ用の展示や体験コーナーはB棟に分かれています。B棟の1階にはプラレールコーナーがあり、入れ替え制で32分、無料で遊ぶことができます。(遊び用のプラレールが用意されています。個人のプラレールの持ち込みはできません。)※当面の間、B棟は閉鎖しています。
A棟3階にある大きく広がるNゲージパークでは、自分のお気に入りの車両を持ち込んで遊ぶことができます。設置されたリモコンでポイント切り替え、速度調整、運転方向転換ができる本格的なものです。(利用するには別途料金がかかります。車両の無料レンタルもあります。)
同じA棟3階にある「東急ヒストリーパノラマシアター」内のヒストリーコーナーでは、東急電鉄の歴史をパネルや映像で紹介。古い車両の模型も見ることができます。パノラマシアターでは、HOゲージの模型電車が映し出された映像を背景に、向谷実さんのオリジナル曲に合わせてジオラマの中を走ります。鉄道の仕事を紹介した短編映画も上映されます。鉄道の歴史や仕事について学びながらさらに、電車に乗っているような感覚も楽しめます。
A棟1階のシミュレーターワールドでは、電車やバスの運転体験ができます。8090系運転シミュレーターは実際の映像、実録の音を再現した本格的シミュレーター。運転方法を学ぶことができる「ガイダンスモード」などがあります。東横線「渋谷→横浜」間などの好きな区間を選んで運転すれば、運転士さん気分を味わうことが出来ます。
2020年10月 情報確認